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実体経済および生産経済を基盤としたプロジェクトへの資金提供を目的として、IOV labs (RSK) とEthicHubが提携を結ぶ予定です。

ジブラルタル 2021年1月21日

これにより、現在銀行口座を持たない小規模コーヒー生産コミュニティに対して、ビットコイン担保による安定した暗号通貨により20万ユーロの資金が提供されることになります。

RSKおよびEthicHubプラットフォームにより、暗号通貨とブロックチェーン技術が実体経済および生産経済にもたらされることになります。本提携の目的は、数百におよぶメキシコの銀行口座を持たない農業従事者の金融包摂を支援し、現在よりも安価かつ手の届きやすい料金による新たな金融手法を提供することです。

初回の共同インパクト投資はIOV Labsが主導し、初期拠出は20万ユーロとなっています。IOV Labsは、資本提供のみならず、この独自の試みに対する技術的、開発的支援も提供してゆく予定です。ビットコイン上に構築されたRSK Blockchainは、世界で最も安全なスマートコントラクトプラットフォームです。提携の目的は、Smart Contracts、優れたセキュリティ、透明性、最小限の使用コストを提供すると同時に、ほぼ即時の決済およびより優れたスケーラビリティを実現することで、ビットコインエコシステムに価値と機能を付加することです。

その一環として、EthicHubはコミュニティの選択における同社の経験と優良な実践事例を提供し、P2Pプラットフォームによるファンドの貢献を導いてゆきます。EthicHubは、3年以上にわたり15のコーヒー生産コミュニティへの資金提供を成功させてきました。同社はこれまで、150以上の融資プロジェクトにおいて50万ユーロ以上を提供してきましたが、未払いは0%を誇ります。EthicHubにとって、本ファンドは2021年にその形を拡大して他の多くのコミュニティに到達し、他国における足場を築くための第一歩でもあります。

IOV LabsのCEOおよびRSKの共同設立者であるDiego Gutierrez Zaldivar氏は、「本組織の目的は、ビットコインベースのより公正かつ包括的な新たなグローバル金融システムの構築の種をまくことです。暗号通貨ベースの公正かつ誰もが利用できるな金融ツールを提供するEthicHubは、この目的の達成に適任です。私たちは、暗号通貨経済を最も必要としている人々にサービスを提供できるようにするためのプロジェクトに参加できることを誇りに思います」と述べています。

EthicHubのCEOであるJori Armbruster氏は、「本提携は、私たちが実体経済に対して暗号通貨をもたらすことができることを示しています」と述べています。 Armbruster氏は、両社が「この新たな金融システムが楼閣の基盤を形作ること、そして形作らねばならないことを証明するという共通のビジョンおよび目的を共有」しているという意味で、RSKとの提携は喜ばしいことであると信じています。

本プロジェクトの期間は6か月で、約定収益率は8%です。また、本プロジェクトは、将来における多くの同様のプロジェクトの足掛かりとなるものです。なぜなら、Armbruster氏が述べているように、「インパクト投資において、Blockchainは並外れた力を発揮します。Blockchainにおける数多くの利点の中で透明性は特筆すべきであり、社会への感性を有する投資家から非常に需要があるもの」であるためです。

IOVlabsについて

IOVlabsは、適切な機会、透明性、信頼性を育む新しいグローバルな金融エコシステムに必要なブロックチェーン技術を開発しています。組織は現在、 RSK Smart Contract NetworkRSK Infrastructure Framework (RIF) およびTaringa!プラットフォームを開発しています。

RSKネットワークは、世界で最も安全なSmart Contractプラットフォームの一つであり、ビットコインの比類のないハッシュ能力を活用しながら機能を拡張するように設計されています。RSK Infrastructure Framework(RIF)は、統合環境における分散アプリケーション(dApps)のよりスピーディで容易かつスケーラブルな開発を実現する、一連のオープンかつ分散型インフラストラクチャプロトコルです。Taringa!はラテンアメリカ最大のスペイン語圏のソーシャルネットワークで、3千万人のユーザーと1千のアクティブなオンラインコミュニティが存在します。

詳細については、https://www.iovlabs.org/をご参照ください。

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