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IOVlabsが企業と政府によるブロックチェーン採用を加速する目的によりLinux FoundationのHyperledgerに参加

ジブラルタル、2020年6月11日

ビットコインを利用したスマートコントラクトプラットフォームであるRSKとそのRSK Infrastructure Framework(RIF)の親会社であるIOVlabsは、Linux FoundationおよびHyperledgerに参加しました。ブロックチェーン技術を促進するためのオープンソースのコラボレーションであるHyperledgerは、Citi、JP Morgan、Telefonica、IBMなどの企業を始めとした、250人以上が参加するLinux Foundationプロジェクトです。

Hyperledgerコミュニティに参加することで、企業および政府向けのプロジェクト開発にあたり、IOVlabsが独自のRIFベースの技術とともにHyperledger Besu技術を利用できるようになります。パブリックおよびプライベート承認制ネットワークであるBesuは、企業に優しいEthereumクライアントです。

IOVlabsのCEOであるDiego Gutierrez Zaldivar氏は、「私たちは、オープンソースソフトウェアとエコシステムの推進における第一人者であるLinux Foundationの一員となれて光栄です。RSKネットワーク内で使用されるソフトウェアとIOV Labsが開発を行ったソフトウェアは、すべてオープンソースです。そして、私たちの信念は、Linuxが抱くものと同様です。私たちがLinux FoundationとHyperledgerに参加したことにより、経済的な自由、透明性、信頼を育むオープンブロックチェーン基準の採用が加速することになるでしょう」と述べています。

また、HyperledgerのエグゼクティブディレクターであるBrian Behlendorf氏は、「より公正で包括的な金融システムを確立するというIOVlabsの志は、ブロックチェーンの多くの効果的な使用事例に適うものです。Hyperledgerのオープンソースコミュニティが構築した技術をその使命の基盤として見立てることに心が躍ります。当コミュニティは、オープンかつ分散型のプラットフォームを構築するIOVlabの取り組みと、Hyperledgerエコシステムの成長を継続するグローバルチームのサポートを歓迎します」と付け加えました。

IOVlabsは、アルゼンチンの天然ガス流通エコシステムに焦点を当てたブロックチェーンネットワークであるGasnetや、アルゼンチン中央銀行の概念実証など、企業向けのブロックチェーンベースのソリューションを数多く開発してきました。IOVlabsは現在、Linux Foundationとの提携とHyperledger Besuの導入により、サービスの拡大を計画しています。

IOVlabsについて

IOVlabsは、機会、透明性、信頼性を育む新しいグローバルな金融エコシステムに必要なブロックチェーン技術を開発しています。組織は現在、RSK Smart Contract NetworkRIFおよび Taringa!プラットフォームを 開発しています。
RSKネットワークは、世界で最も安全なsmart contractプラットフォームの1つであり、ビットコインの比類のないハッシュ能力を活用しながら機能を拡張するように設計されています。RIFのオープンで分散型のインフラストラクチャプロトコル一連により、統合環境において分散アプリケーション (dApps)をより迅速かつ容易、スケーラブルに開発できるようにします。Taringaはラテンアメリカ最大のスペイン語圏のソーシャルネットワークで、3千万人のユーザーと1千のアクティブなオンラインコミュニティが存在します。

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