Coinsilium Group Limited:Nifty LabsがRSKを利用した「NFT on Bitcoin」 Marketplaceの開発を開始
イギリス、ロンドン、2021年5月11日ブロックチェーンおよびオープンファイナンスのベンチャー企業であるCoinsilium Group Limited (AQSE:COIN) (OTCQB:CINGF) は、Indorse Pteとの提携により、ジブラルタルの完全子会社であるNifty Labs Limited ( "Nifty Labs") を設立することを発表しました。同社は (“Indorse”)、ビットコインネットワークによって安全性が保証されたスマートコントラクトプラットフォームであるRSK Blockchainを搭載した「NFTon Bitcoin」マーケットプレイスを構築するために、新しい代替不可能トークン (「NFT」) の開発作業を開始しました。
特徴:
- おおむね6か月以内に完成が見込まれる、NFT Marketplaceプラットフォームの開発作業を開始
- 「NFTs on Bitcoin」を可能にするRSK Blockchain技術を使用して構築されるNFTトークンのマーケットプレイスソリューション
- 初期段階では、デジタルアート、音楽、スポーツ、ゲーム、メタバース資産などのNFT使用事例に注力
- RSKは、RSK Blockchain規格のNFTをEthereum ERC721などの他のブロックチェーン規格のNFTと送金や取引を可能にするトークンブリッジ構築を優先
NFT Marketplace向け開発作業
初期ビルドの仕様は、RSK Blockchainを介したNFTトークン向けの包括的な汎用テクニカルマーケットプレイスプラットフォームソリューション向けです。RSK Blockchainユーザーが負担する取引手数料がより低額であることを考慮すると、RSKでのNFTの鋳造と取引は、より費用効果の高い媒体になると期待されています。 これまで、3名のソフトウェア開発者、1人の設計者、およびプロジェクトマネージャーのチームが、初期段階の試運転およびビルド作業に取り組んできました。
プラットフォームには、NFT Minter、ギャラリーや、NFTをRBTC (Powpegとして知られる2-way Pegを介してビットコインにPegされたRSKで使用されるビットコイン) などのRSKベースの代替トークン、Dollar on Chain (「DOC」)やRIF Dollar on Chain (「RDOC」) などのMoney on Chainステーブルコイン、Money on Chainガバナンストークン (「MOC」)などと両替する機能など、さまざまなモジュールが組み込まれる予定です。
マーケットプレイスは、初期段階では、デジタルアート、スポーツ、音楽、ゲーム、仮想土地の区画や3Dアバターなどのメタバース資産を始めとした人気のあるNFTカテゴリをホストするために構築される予定です。マーケットプレイスは、他の人気のあるNFT Marketplaceで利用可能な機能と同様の機能を提供し、他のプラットフォームのNFTとの潜在的な互換性を備えることが計画されています。将来的には、さまざまなLayer 1oneおよびLayer 2twoブロックチェーンプロトコル間の相互運用性も追加される可能性があります。
RSKチームは、代替可能なトークンの既存のブリッジを補完するものとして、NFTトークンブリッジの開発作業を優先することをCoinsiliumに通知しました。これにより、RSK Blockchain規格のNFTをEthereum ERC721規格など他のブロックチェーン規格のNFTに移行できるようになります。最初のバージョンでは、NFTトークンブリッジは、新興の「NFT on Bitcoin」市場とEthereum市場で確立されたNFTとの相互運用性を提供するため、「NFT on Bitcoin」を使用したり取引を行うためにNFTをさまざまな形で運用する多くのユーザーに対する門戸が開かれることが期待されます。
市場の技術的要件に適応したビルドおよび開発には、最大6か月を要することが予想されます。完成および完全な技術機能提供の所要時間もいくつかの外部要因に依存しますが、その中で最も重要なのは、NFT Tokenブリッジの完成とアクティブ化です。今後の更新情報は、随時お知らせする予定です。
CoinsiliumのCEOを務めるEddy Travia氏は、「『NFT of Bitcoin』マーケットプレイスの構築および開発の概要を公表させていただくことは、NFTの急速な成長に伴い当社が商業活動を加速させるという大きな意味を持ちます。このセクターは暗号通貨の採用の新しい波に拍車をかけており、当社は、RSK上にNifty Labsによって開発されたNFT marketplaceが、最も安全なブロックチェーンであるビットコインがNFTの成功の重要な一端を担うことを確信しております。
NFT全般については未だ開発の初期段階ですが、Indorseのパートナーの方々は、複雑なスマートコントラクトの設計に豊富な経験があります。具体的には、NFT向けのデジタル資産分析ソフトウェアソリューションである「Nifty Scanner」のパブリックアルファリリースにおいてノウハウを実証しました。Indorseはマーケットプレイスの開発に無くてはならない存在であり、当社は、開発の進歩を市場に反映することを楽しみにしています」とコメントしました。
IOV LabsのCEO (RSKの親会社) であるDiego Gutierrez Zaldivar氏は、「NFTは、活況を呈しているブロックチェーンとデジタル資産を取り巻く状況を後押ししており、その使用事例は、アート、音楽、コンテンツ、仮想資産の所有権に至るまで、指数関数的なペースで成長を続けています。世界は、NFTが提供する無限の可能性に向けて準備段階にあるというだけです。当社は盛り上がりを見せるこの市場の重要性を承知しており、現在、ネットワーク間で資産をシームレスにやり取りできるようにするためのトークンブリッジの開発にを行っています。CoinsiliumとNiftyLabsがRSKを利用してNFT Marketplaceの開発を行うすることで合意することで、ビットコインの比類無き安全性を市場にもたらし、RSKがNFTによる取引盛んな将来の経済の主役になることができるであろうことは、とても喜ばしいことです」とコメントしました。
CoinsiliumとIndorseについて
2021年3月2日に発表されたように、Nifty Labsは、ジブラルタルでNFTの技術開発スタジオを立ち上げるための業務提携を行うために、Coinsiliumが10%の株式持分を保有するシンガポール企業であるIndorseと覚書 (「MoU」) を締結しました。
2021年3月22日、Coinsiliumは、Nifty Labsに対し、25万 GBPに及ぶ初期運転資金と開発施設を提供したと発表しました。資金の一部は、Nifty Labsとしては初となる自社製NFTプラットフォームソリューションの試運転と開発の高速化に割り当てられました。Indorseは、CEO兼テクノロジーリーダーであるGaurang Torvekar氏の監督の下、プロジェクトの技術的側面の管理に携わります。
開示:Coinsiliumは、1,951,846 RIF (RSK Infrastructure Framework)トークンの権利確定権を保有しています。Coinsiliumの会長であるMalcolm Palle氏は、RSKの親会社であるIOV Labs Ltdの取締役です。
Coinsilium Group Limitedの取締役が、本発表の責任を負います。
詳細については、以下にお問い合わせください:
Coinsilium Group Limited
Malcolm Palle, presidente ejecutivo
Eddy Travia, director ejecutivo
+44 (0) 7785 381 089
www.coinsilium.com
Peterhouse Capital Limited
Guy Miller / Mark Anwyl
(Asesor Corporativo de AQSE Growth Market)
+44 (0) 207 469 0930
SI Capital Limited
Nick Emerson
(Corredor)
+44 (0) 1483 413 500
Coinsiliumについて
Coinsiliumは、ブロックチェーンおよびオープンファイナンスに特化したベンチャー企業です。2015年以来、Coinsiliumは、初のブロックチェーン企業のIPOとして、同社の経験と幅広いネットワークを利用して、RSK / IOV Labs、Indorse、Bloxなどの世界有数のブロックチェーンプロジェクトへの投資を行ってきました。
2020年7月、Coinsiliumは、シンガポールに同額出資の合弁会社を設立し、アジア市場でRSKの製品、サービス、技術を宣伝、商品化するため、および世界中のRSK、そのパートナーおよび開発者によって開発されたソリューションのエコシステムを強化するRIF Tokenの領域での採用を促進するために、グローバルブロックチェーンプロトコル企業の上位100社に名を連ねるIOV Labsとの契約を締結しました。
Coinsiliumの株式は、ロンドンを拠点とするAQSE Growth Marketにおいてはティッカーシンボル「COIN」で取引され、ニューヨークのOTCQBベンチャーマーケット (「OTCQB」) においてはティッカーシンボル「CINGF」で取引されています。
詳細については、 www.coinsilium.com
をご覧になるか、Twitterで@CoinsiliumGroupをフォローしてください
編集者へのメモ:
NonFungible.comが発表したレポートによると、2020年のNFTの総売上高は約2億5000万USDで、2021年の第1四半期には2100%急増して20億USDになりました。
2021年4月20日、Coinsiliumは、Indorseが「Nifty Scanner」のパブリックアルファバージョンをリリースしたと発表しました。これは、NFTに関連付けられた資産 (メディアとメタデータ) が保存される方法と場所に関する詳細かつ重要な背景情報を提供するデジタル資産分析ツールです。Nifty Scannerは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Opera、Braveで利用可能なブラウザ拡張機能です。Nifty Scannerは現在、OpenSeaで販売されているNFTのデータを表示しており、間もなく他の人気のあるマーケットプレイスとも互換性を持つようになります。
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