BINARYSTAR、南米最大のブロックチェーンプロジェクトRSKとパートナーシップを締結 10月開催の Unblock: Tokyo にも登壇
ジブラルタル — 2019年10月7日日本最大のブロックチェーンビジネス・ハブを運営するBINARYSTAR株式会社(本社所在地:東京都中央区)は、この度、世界有数のスマートコントラクト・プラットフォームであるRSKおよび、その上部レイヤーとして多種多様なP2Pサービスを提供するRIF OSの両サービスを展開するIOVLabs(本社所在地:ブエノス・アイレス)と、日本国内での事業展開および日本企業へのインテグレーションを推進すべく、業務提携に向けた基本合意書パートナーシップ契約を10月5日に締結した事を発表いたします。
この新しいパートナーシップに一段と弾みをつけるため、RSKの東南アジア統括の Henry Sraigman氏が来日。契約当日にBINARYSTARで開催されたイベント、Unblock Tokyo に登壇し、基調講演を実施した。当日、詰め掛けた250人以上のビジネスリーダー、起業家、エンジニアから大変好評をいただいた。
【RSKの概要】
RSKは、世界初のBitcoinネットワークを使ったオープンソース型のスマートコントラクト・プラットフォームとして、2016年1月に始まったプロジェクトです。2018年1月にメインネットがローンチして以来、その技術の高さおよび、Bitcoinネットワークのセキュリティを活用できるという利点が評価され、Ethereumと並んで世界中で注目されているスマートコントラクト・プラットフォームです。
【IOVLabsとRIF OSの概要】
RSKの創業者であるDiego Gutierrez-Zaldivarらが別に設立したRIF Labsは、スマートコントラクトを元にブロックチェーンP2Pサービスのインフラを開発しております。ネーミングサービス、決済チャネル、データストレージ、コミュニケーションツール、オラクルサービスなどの構築にフォーカスしております。そのRIF Labsが同じ創業メンバーで運営するRSKを買収したのちに、RIF LabsからIOVLabsと改名し現在に至ります。
【業務提携の背景】
通貨の安心が欠如し、ブロックチェーンやスマートコントラクトが現実的に活用されやすい南米では、世界のどこよりも実際にサービスへの導入が進んでおります。その中でも、一番多くの支持を受けており、北米・中東でも展開を進めるIOVLabsは、アジアでの展開も推進すべく今月RSK Adoption Hubをシンガポールにオープンしました。この新しいハブは、使いやすく、オープンで、セキュアなブロックチェーン・サービスを、アジア現地の企業やスタートアップと共に開発するためにオープンした施設で、IOVLabsのビジネス開発リーダーであるHenry Sraigmanが指揮を取る。
その IOV 東南アジア支部と共に、日本市場でも同じようにRSKおよびRIF OSのサービスを展開できるよう、今回 BINARYSTAR 株式会社と業務提携することを発表した。契約締結の日にBINARYSTARが主催した、Unblock Tokyoへの登壇は日本での展開に弾みをつける第一歩となった。BINARYSTAR 株式会社、CEOの池上雄飛は今回の業務提携についてこう語る: 「ビットコイン、掛ける、スマートコントラクトのアイディアが公開されてきてから注目 を浴びてきたRSKプロジェクトを日本に紹介できる支援ができ大変嬉しく思います。BINARYS TARは、RSKのように世の中に大きなインパクトを与えるブロックチェーン技術を持つチーム を、日本企業に紹介できるよう、今年3月に開業いたしました。この業務提携が、今後の日本に おけるブロックチェーン技術の活用や普及を、共に加速させて行ければと期待しています。」
Ruben Altman、IOV Labs ビジネス開発長のコメント:
「日本のエコシステムにおけるリーダーであるBINARYSTARとパートナーを組めることを大変嬉しく思っております。IOV Labs では、オープンソースで誰でも使いやすいブロックチェーン・インフラを開発し、人々の生活に革命をもたらし、既存の、そして未来の産業を再定義していきたいと考えています。BINARYSTARの顧客中心、イノベーション中心のアプローチと共に、IOV Labsはアジア全域に向けてブロックチェーン技術をリアルなユーザーとビジネスへ届けていければと期待しています。」